ゴルフの数え方 – 「ホール」or「ラウンド」?スコアや試合単位
ゴルフの数え方では、「ホール」と「ラウンド」が主に使われます。
ホールはコースの各区画を指し、一般的に18ホールで構成されています。
一方、ラウンドは一回のプレー全体、すなわち18ホールを完了することを意味します。
スコアは通常ラウンド単位で記録され、各ホールごとのパーとの差を合計します。
試合の形式によっては、ホールごとに勝敗を競うマッチプレイも行われます。
したがって、スコアや試合の単位として「ホール」と「ラウンド」が適切に使い分けられます。
ゴルフにおける「ホール」の定義
ゴルフにおける「ホール」とは、コース上の一つ一つの遊歩道を指します。
一般的に、ゴルフコースは18ホールで構成されており、各ホールはティーグラウンド、フェアウェイ、グリーン、ホール(カップ)から成り立っています。
ホールごとに設定されたパー(基準打数)に基づいてスコアが計算されます。
ホールの構成要素
- ティーグラウンド: 各ホールのスタート地点。プレイヤーはここから第一打を行います。
- フェアウェイ: ティーからグリーンへ向かう主要な部分。芝が短く整備されており、ショットを打ちやすい状態にあります。
- ラフ: フェアウェイの両側に広がる雑草のエリア。ショットがラフに入るとボールの飛距離や方向性が制限されます。
- グリーン: ホールの最終部分で、芝が非常に短く刈られています。パッティングを行う場所です。
- バンカー: 砂で埋め尽くされた障害エリア。プレーヤーがボールをバンカーに入れてしまうと、次のショットが難しくなります。
パーの種類
各ホールにはパーが設定されており、一般的には3パー、4パー、5パーが多いです。
パーはそのホールを基準にした標準的な打数を意味しており、プレイヤーのスコアはこのパーに対して「アンダー」「オーバー」「イーブン」と評価されます。
「ラウンド」とは何か
「ラウンド」とは、ゴルフコースの全てのホールを一通りプレイすることを指します。
通常、18ホールで構成されており、これを完了することで1ラウンドとカウントされます。
ラウンドには異なる形式がありますが、一般に最も一般的なものは18ホールのラウンドです。
ラウンドの種類
- 18ホールラウンド: 標準的なゴルフラウンド。多数の公式試合でも採用されています。
- 9ホールラウンド: 18ホールの半分をプレイする形式。時間が限られている場合や初心者に適しています。
- パロアルトラウンド: 一部のコースでは異なる番号のホールでラウンドを行う場合もあります。
プレイの進行
ラウンドは通常、ティータイムに従ってプレイヤーが順番にスタートします。
各ホールをプレイし終えた後、次のホールに移動します。
ラウンド全体のプレイ時間はコースやプレイヤーのスキルによりますが、一般的には約4時間程度かかります。
スコアの記録方法
ゴルフでは、各プレイヤーのスコアはホールごとの打数を記録し、ラウンド全体の合計打数を基に評価されます。
スコアの記録方法にはいくつかの基本的なルールと用語があります。
基本的なスコア記録
- ストロークプレイ: 各ホールで使った打数を合計する方法。最も一般的なスコア記録方法です。
- マッチプレイ: 各ホールごとに勝敗を決め、最終的に勝ったホールの数で勝者を決定します。
スコア表の記入例
プレイヤー名 | ホール1 | ホール2 | … | ホール18 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
山田太郎 | 4 | 5 | … | 3 | 72 |
田中花子 | 3 | 4 | … | 4 | 70 |
用語の解説
- バーディ(Birdie): パーより1打少ないスコア。
- イーグル(Eagle): パーより2打少ないスコア。
- ボギー(Bogey): パーより1打多いスコア。
- ダブルボギー(Double Bogey): パーより2打多いスコア。
試合形式別の単位と特徴
ゴルフには様々な試合形式が存在し、それぞれ異なる単位や特徴を持っています。
代表的な試合形式とその単位について解説します。
ストロークプレイ
- 単位: 各ラウンドの総打数
- 特徴: 全ラウンドの総打数を競う最も一般的な形式。シンプルで分かりやすい。
マッチプレイ
- 単位: 各ホールの勝敗
- 特徴: 各ホールごとに勝敗を決め、ホールごとの勝ち数で勝者を決定。対戦相手との心理戦が絡む。
スクラッチプレイ
- 単位: 課せられたハンディキャップを加味した打数
- 特徴: 異なる実力のプレイヤー同士でも公平に競えるよう、ハンディキャップを設定する。
フォアボール
- 単位: チームの各プレイヤーのスコアの合計
- 特徴: ダブルス形式の試合で、チーム全員のスコアを合計して競う。チーム戦に適している。
ベストボール
- 単位: チームメンバーのうち最良のスコアを使用
- 特徴: 各ホールでチームメンバーの中から最も良いスコアを採用し、合計する。個人のミスをチームでカバーできる。
各試合形式にはそれぞれの魅力と戦略があり、プレイヤーの好みや試合の目的に応じて選ばれます。
試合形式を理解することで、ゴルフの楽しみ方がさらに広がります。
まとめ
ゴルフの数え方における「ホール」と「ラウンド」の違いやスコアの記録方法、各試合形式の単位と特徴について説明しました。
これらの情報を基に、実際のプレイや試合での理解を深めることができます。
今後もゴルフを楽しむために、これらの内容をぜひ取り入れてください。