プログラミング

切り上げとは、数値を指定された桁や整数において、元の値より大きい最小の値に丸める方法です。 数値計算では、誤差管理や一定の精度を保つために用いられます。 例えば、\( \lceil 3.2 \rceil = 4 \) のように、常に上方向に

切り捨ては、数値の特定の桁以下を無条件に削除し、指定した桁までの値に丸める方法です。 例えば、小数点以下を切り捨てることで整数部分のみを取得します。 数値計算では、計算の精度を調整したり、誤差を管理するために用いられます。 金融分野では利息

単体テストとは、ソフトウェアの最小単位である個々のモジュールや関数を独立して検証するテスト手法です。 英語でUnit Testingと呼ばれ、各部分が仕様通りに動作するかを確認します。 これによりバグの早期発見と修正が可能となり、ソフトウェ

単方向リストは各要素が次の要素への参照を持つ線形データ構造です。 固定サイズではなく動的に拡張可能で、挿入や削除が容易です。 基本的なデータ構造の一つであり、実装にはノードと呼ばれる構造体を用いて、各ノードがデータと次ノードへのポインタを保

名前空間は識別子を論理的にグループ化する仕組みで、プログラム内で同名の変数や関数が衝突するのを防ぎます。 これにより、異なる名前空間に同じ名前を持つ識別子を安全に使用でき、管理が容易になります。 目次から探す 名前空間の基本名前空間の目的名

四則演算とは、加算、減算、乗算、除算の基本的な計算手法を指します。 数学では数値の基本操作として広く用いられ、プログラミングではデータ処理やアルゴリズムの基盤となります。 例えば、\(a + b\)、\(a – b\)、\(a

変数とは、プログラミングにおいてデータを格納するための名前付きの記憶領域です。 変数を使用することで、値を保存、参照、変更することが可能となり、プログラムの柔軟性と再利用性を高めます。 データ型によって格納できる値の種類が決まり、\(x =

多相性とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、異なるクラスのオブジェクトが共通のインターフェースを通じて操作される特性です。 これによりコードの再利用性が向上し、システムの柔軟性と拡張性が高まります。 多様なオブジェクトを統一的に扱え

大域変数とは、プログラム全体からアクセス可能な変数のことである。 スコープは変数が有効な範囲を指し、大域スコープではどこからでも利用できる。 一方、局所スコープは限定された範囲内でのみ有効。 大域変数の管理には命名規則の徹底や適切な使用が重

字句解析は、ソースコードを基本的な構成要素であるトークンに分解するコンパイラの初期プロセスです。 この段階でキーワード、識別子、リテラル、演算子などが識別され、構文解析への準備が整います。 字句解析はコードの意味的構造を理解する基盤を提供し