数え方

ピコは、数値の極小単位として使われる補助単位です。 1ピコは\(10^{-12}\)に相当し、たとえば1ミリの1億分の1という微小な値を示します。 精密な計測や高速な処理が求められるIT分野など、細かい数値の扱いが必要な場面で利用されます。

モードは、特定の動作や作業状態を示す用語です。 たとえばワードプロセッサでは、上書きモードと挿入モードの2種類があり、入力方法を切り替える際に使われます。 また、統計解析では複数の数値の中で最も頻出する値を指すこともあります。 目次から探す

ピコ秒は\(10^{-12}\)秒にあたる非常に短い時間単位です。 光が真空中を約0.3mm進む時間で、高速レーザーや精密計測、半導体製造などの先端技術で利用されます。 短い時間を正確に捉えるため、微細な現象の解析や高性能システムの制御に役

ラップアラウンドは、数値計算で最大値を超えた際に、値が最小値に戻る現象です。 たとえば、16ビットレジスタでFFFFhに1を加えると、オーバーフローが発生し数値が0に戻ります。 こうした現象は、プログラム内の数値演算やカウンター処理で見られ

ビット長は、データ通信で1文字を表すのに必要なビットの数を示します。 欧米ではアルファベットを基に7ビットで表現することが多く、これを7ビット長と言います。 日本語では漢字やかなを使用するため、1文字に8ビットが必要となる場合が一般的です。

フィットは、IT機器などの故障率を示す単位です。 例えば、ある機器が1000時間稼働して0.0001%の故障確率を示す場合、その機器の故障率は1フィットに相当します。 システムの信頼性評価や保守計画で、故障発生リスクを簡単に把握するために活

フェムト秒は、1秒の\(10^{-15}\)乗に相当する非常に短い時間です。 1秒を1000兆等分したもので、超高速な現象を計測する際に用いられます。 特に、光科学や材料研究などで、微視的な変化を捉える実験に役立っています。 目次から探す

ヘクトは国際単位系で用いられる接頭語で、10の2乗、つまり100倍を意味します。 たとえばヘクトメートルやヘクトパスカルのように、基本単位と組み合わせて使用されます。 IT分野でもデータや信号のスケールを示す際に役立つ表現として利用されるこ

ペタは国際単位系の接頭語で、10の15乗を示します。 IT分野ではペタバイトとして用いられることが多く、1,000,000,000,000,000バイトのデータ容量を表します。 また、コンピューターの領域では計算の際に2の50乗が基準になる

ボーは、アナログ通信機器において1秒間に何回変復調が行われるかを示す単位です。 キャリア波を利用して情報を伝送するモデムでは、変復調の回数が通信速度に直結します。 たとえば、1回の変復調で1ビットの情報を送る場合、300ボーのモデムは300